目指せ繁盛店!飲食店のホームページ集客の押さえどころとは?

 

おはようございます。
ホスピタソン勝田耕司です。

今は規模に限らずほとんどの飲食店が自店舗のホームページを持っていると思われます。

また今持っていなくても、いわゆるリアルの販売促進や情報発信だけでは集客力が落ちてきて、インターネットの世界に乗り出そうとしている経営者の方もいるでしょう。

しかし、写真とメニューの載ったホームページを作ったらそれで目に見えて集客が増えるということは100%ありません。

インターネット空間には、それこそ星の数ほどの飲食店のホームページがあるので、ただホームページを作っただけでは、たとえば山の中の人通りのない田舎道に飲食店を開いたのと同じで、ほぼ誰にも知られることはなく、当然集客につながりません。

ホームページでの集客は、その内容のしっかりした検討、あるいはそのホームページが「存在している」ということを認知させる販売促進がセットでなければ、絶対に実現しないのです。

飲食店に限らず多くの経営者の方はその点の理解と知識が少ないので、ホームページを作ったが全然お客が来ないので意味がなかった、と思ったり、あるいは作る段階で「効果がない」ホームページを作ってしまう間違いを冒すのです。

そこでここでは、そのホームページで集客に成功するための、基本的な押さえどころをご紹介します。

すでにホームページを持っている飲食店は修正の参考に、そしてこれから作る予定の場合はぜひこれを踏まえて検討してください。

 

1、ホームページを作る前に1番最初に考えるべきこと

ホームページを作るときに1番やりがちな間違いは、「自店舗の分析をせずに内容を決める」ということです。

ホームページとは、言ってみれば店長や経営者になり代わって、「その飲食店の魅力を消費者に上手に伝え、来店する気にさせるところまで持っていく」という「説得」であり「プレゼンテーション」です。

したがって「何をどのように伝えるか」の内容をしっかりと事前に考えてから、制作に入ることが最も重要なことなのです。その考えるべきことは以下の点です。

 

(1)自分の店の何が1番の「売り」なのか

マーケティングの基本に「差別優位性」というものがあります。これは「差別性」という言葉と「優位性」という言葉の合わさったものです。

「差別性」とは「ほかの店舗とは違うモノやコト」、「優位性」とは「ほかの店舗よりも優れているモノやコト」です。

つまり「差別優位性」とは「他の飲食店にはなくて、そしてそれを消費者が素晴らしいと思うようなモノやコト」のことで、言葉を換えれば「店の売り」です。

これがある店は必ず繁盛します。

ホームページを作る、というのは、言ってみればその差別優位性の中身をわかりやすく伝えることなのです。したがって、まずは自店舗のそれは何なのか、ということを考えることが重要です。

そのためには以下のステップで考え、ノートに書きだしてみましょう。

 

①集客するエリアを絞り込む

まず、集客のためにはどこから集客するのかのエリアを絞りましょう。

あとで出てきますが、インターネットのユーザーが検索するときのキーワードには必ず「エリア名」が入りますので、それを決めるためです。

それは、自分の店の魅力=集客力と密接に関します。魅力があれば広いエリアから、たとえば「大阪府」でも集客可能でしょうし、そうでなければ「京橋」などのほぼ駅名と近いくらいの狭いエリアが適切です。

そのぎりぎりのラインで、かつ集客可能なエリアを決めて下さい。

 

②競合店のホームページを見て、その戦略を調べる

次に自店舗と競合していると思われる店がどのようなホームページを作っているのかを調べましょう。

そのページを隅から隅まで見ていくと、何を「売り」にしているのか、それは自店舗と競合しているのか、その場合自店舗よりも魅力的かどうか、などが分かります。

これを見ることは、自店舗の「売り」を最終的に何にするかの参考になります。また、同じエリアでどのような販促手法が有効なのかも想像ができます。

また競合がどこなのかわからなければ、自店舗をインターネットで店名以外で検索してみてください。そこに表示された店が競合です。

ただしその数が仮に多くてもショックを受けなくて大丈夫です。競合店のホームページが多いということは、そのエリアではホームページからの集客が見込めるということも示しているからです。

 

③どのような客層をターゲットにするかをできるだけ明確にする

だいたいどの飲食店の経営者でも、自店舗がターゲットにしている客層を、男性か女性か、年齢層はどれくらいか、程度は頭に入れています。

しかしそれだけではまだ漠然としていて、広すぎます。たとえば「サラリーマン 30代」だとしても、年収はいくらくらいか、未婚か既婚か、子供はいるか、仕事内容は何か、といったことまで考えてください。

仮にそれ以外の人が来てもかまわないのです。しかし細かく絞り込んだほうが、見た人が「この店を探していた!」と思ってくれるので、集客の確率が高まるのです。

たくさんの人に見られて誰も来ないよりは、少ない人が見て確実に来店してくれる方が、最終的にはb集客数は増えます。また、細かく決めれば、メニュー内容、価格帯、サービスのあり方なども自然に決まってきます。

ですので、ここをしっかりと絞り込んで考えると、場合によっては店のコンセプトそのものの見直しになるかもしれません。しかし、そうなったらそうなったで、その方が確実に集客力は上がります。

 

④その客層が何を求めているかを考える

そして次にはそのターゲットとなる人が、飲食店に何を求めているのかを考えましょう。

それがその客層の「ニーズ」になります。それが自店舗の「売り」とずれていたら、集客にはつながりません。

たとえば、「20代 主婦 子供あり 世帯年収600万円」なら、ニーズは「子供が少しくらい泣いても大丈夫な空間」であり、「子供メニュー」であり、「ママ友会メニュー」であり、「完全禁煙」になるでしょう。あるいはランチメニューの価格帯も、1200円と割り出せるかもしれません。

 

⑤店の「売り」を決める

さてここまで来れば、自分の店舗の「売り」がほぼ決められます。

まず、自分が自分の店舗で魅力的だと思われることを考え、それがターゲットに対しても魅力的かどうかを検討します。その上で、それはほかの店では味わえないことなのか、も考えます。

「飲み放題 1200円」程度の魅力では、ほかの店でもやっていますから、それは「売り」にはならないということです。

そして、「売り」が決まったら、それと最初に決めた集客エリアの組み合わせが、インターネットで検索してもらう時の「検索キーワード」になります。たとえば「京橋 居酒屋 分煙」「心斎橋 ママ友会」などです。

 

(2)ホームページの基本情報と内容を決める

ここまで考えたらいよいよホームページの内容を決める段階です。それについては以下のステップで決めていきましょう。

 

①「検索キーワード」を入れたホームページのタイトルを決める

ホームページのタイトルはインターネットで検索した場合に1番ヒットする部分ですので、ここに先ほどの「検索キーワード」を入れ、なおかつ魅力が十分に伝わる文言にしていきましょう。

先ほどの例であれば「分煙できる京橋の居酒屋○○」でしょうが、しかしまだ魅力としては足りません。さらにこれを「朝引き地鶏専門 分煙できる京橋の居酒屋○○」にすると、少し魅力的になってきます。

これはあくまで例なので、自分でいろいろと考えてみましょう。

悩むようであれば、多くのユーザーが共通して知りたい情報は、

・店舗の場所

・店内の雰囲気

・平均の価格帯

・得意料理、おいしい料理

ですので、このあたりも参考にしてください。

ただし、文字数の上限は28文字までにしてください。検索して表示されるときのタイトルの最大文字数が28文字なのです。逆に、28文字まで情報をたっぷり盛り込んだほうがいい、ということです。

 

②ホームページのメインの内容を決める

名前が決まったら、次に店の「売り」を伝えるために、どのような文字情報、画像情報が必要なのかを考えましょう。

子供のいるママが友達同士でランチができる、ということが売りならば、文字情報としては「子供でも食べられるメニューがあり、それはこのような内容」ですし、「キッズスペースがある」という画像情報なども必要でしょう。

そして、それもホームページの1番目立つ場所、つまりトップページに載せる、ということになります。

そのようにして、ホームページに載せる内容、1番目立たせアピールする内容を決めていきます。

 

2、ホームページに必要な情報

ここまでで述べたような流れで、ホームページの「骨子」となる内容は決まりました。しかしその情報だけでは足りません。

なぜかというと、今YahooやGoogleなどの検索エンジンが上位に表示するホームページの最重要の条件にしていることが、「情報量が多いこと」「その情報がユーザーの役に立つこと」だからです。

いくら「売り」が載っていて、そしてその「売り」が十分に消費者にとって魅力的でも、ホームページとしてのページ数がトップページと住所情報の2ページだけだとしたら、表示されたときの検索順位ははるか下の方になります。

すると、ユーザーが検索しても何ページもめくっていかないと出てこないので、そこまで行きつかず、最終的に目に留まらないので集客にはつながりません。

したがって、ある程度の、それもできれば多ければ多いほどのボリュームが必要なのです。

そのために、どのような情報を載せていったらよいのかをご紹介します。

 

(1)新規客を集客するための情報

検索エンジンで「京橋 居酒屋 分煙」などの入力をして、自店舗のホームページにたどり着いた人、いわゆる新規の見込み客は、その店の情報をほとんど何も持っていません。

まずはその人には、自店舗の「売り」を伝えることが重要ですが、それを伝える上で、あるいはそれ以外の情報として、以下のようなことをホームページに載せていきましょう。

 

①「シズル感」のある料理写真

まずは料理です。「シズル感」とは、温かい料理であるならば立ち上る湯気、ステーキなら鉄板の上でジュージューいっている音が感じられるような絵、刺身であれば新鮮そうな照り、などその料理の美味しさがリアルに伝わってくるような表現のことです。

飲食店へ来る最大の目的の1つは当然料理ですから、それがおいしそうに見えなければ集客にはつながりません。ですので、この「シズル感」のある料理写真の掲載は必須です。

後でも書きますが、これは素人がスマホで撮ってもなかなか表現は難しいので、料理写真だけは専門家に依頼することをおすすめします。

 

②料理人の腕自慢

また、料理の美味しさは、調理をしている人の技術や知識の高さでも伝えられます。

たとえば、料理長がどのような人でどいう修業を積んで、何にこだわって毎日料理しているか、などですが、それもこだわりが細かければ細かいほど、プロっぽい感じがして説得力があります。

 

③食材へのこだわり

さらに、食材も料理の美味しさと密接な関係にあります。使っている地鶏がどの養鶏場で、どのような環境、エサ、飼育法で育てられたのか、などの情報は、美味しさへの期待感を盛り上げます。

 

④サービスレベルの高さ

また、接客に自信があれば、サービスの内容にも触れましょう。よく言われることですが、温かい料理は熱々のうちに出すことにこだわっていたら、そういう情報も料理の美味しさを保証してくれる印象を与えます。

 

⑤居心地の良い店内空間

女性客の場合は、店内空間の居心地の良さやおしゃれ感に反応します。あるいはまったく逆に、雑多でにぎやかで活気がある店内でもその店が繁盛店で楽しく飲めそうという印象があります。

どちらがよいのかではなく、自分の店舗の居心地の良さを伝えられる情報は何か、来ているお客さんは何に居心地よく思っているのかを考え、それを載せましょう。

 

⑥ホールスタッフ、キッチンスタッフ

また、飲食店は料理+サービス+空間が中心ですが、それを提供するのは「人」です。ですので、働いているスタッフを載せていくことも、その店の魅力を伝える1つの情報になります。

たとえば笑顔の写真、あるいは真剣に仕事をしている写真と一緒に、いつも心がけていることや一生懸命なこと伝えると、そのスタッフに会えるなら、と来店のモチベーションになります。

 

⑦厨房での作業を見せる

キッチンを見せる方法もあります。作業風景は、その店がどれだけきちんと料理と向き合っているかを伝えるよい情報になります。ただし「ほどほど」には清潔である必要があります。

 

⑧来店客や店舗内でのエピソードを紹介

店舗の魅力の証しになるような事例やエピソードがあれば、それも載せるのもよいアピールになります。

 

以上のすべてを載せる必要はありませんが、自店舗の魅力を伝える上で適切な情報であれば、できるだけ多く載せましょう。

 

(2)すでに店を知っている人の背中を押す情報

ホームページはいろいろな人が見ます。全くの新規の人もいれば、口コミで聞いた人、いつも店の前を通って興味を持っている人、食べログやRettyなどの口コミサイトの検索で見つけた人なども見ます。

そういう人にとって必要な情報は、上で挙げたもの以外に、店の基本的な情報です。すでに、自店舗を利用する気に半分はなっていますので、その人の持っている懸念点を払しょくしてあげて、背中を押す情報とも言えます。

たとえば懸念点には、

「予約したけれど道順を調べたい」

「記念日に使いたいけれど、営業日を知りたい」

「貸切で宴会したい」

などがあります。それに対応した以下のような情報を載せましょう。

・営業時間、所在地などが記載された営業情報

・メニュー

・宴会やパーティーなどの説明

・どこを見ても連絡先がわかる電話番号、お問合せ窓口の設置

・クーポン

・予約機能の設置

・空席情報のカレンダー

 

(3)リピート客の再来店を促す

さらに、1度利用したことがある人が、もう1度行ってみようかどうしようかと思ってホームぺージに来る場合があります。

その人は、店のことを気に入ってくれている優良顧客候補ですので、確実に集客したいところです。そのために再来店を促す情報もしっかり載せましょう。

たとえば、季節限定メニュー、新入荷のお酒の情報、イベントやキャンペーン情報などです。

 

3、ホームページ制作のポイント

きちんとした形にしていなくてもよいので、以上については経営者なり店長なり自分で考えてまとめたうえでホームページの製作に入りましょう。飲食店専門のホームページ制作会社を見つけたから、と言って「丸投げ」にしては絶対にいけません。

 

(1)制作会社に依頼する場合の留意点

多くの場合はホームページ制作会社に依頼することになるでしょうが、その際には以下の点に留意しましょう。

 

①制作費用の内訳を見積もりで確認する

制作を依頼するときには、まず見積もりを取りますが、その際には以下の費用が含まれているかどうかを確認してください。

・ホームページの制作費(初期費用)

・ホームページの更新費、運用費(毎月発生)

・ドメイン費用、サーバーレンタル費用

いくら安い見積もりが出てきても、それがたとえば初期費用だけで、毎月の運用費が含まれていないと、それを含めると他社よりも相当高くなってしまう場合もあります。ですので、この3つが入っているかどうかを確認してください。

ちなみに、制作費でもその中にホームページの内容の打ち合わせ費用(企画料)、中の文章を書く原稿料、写真撮影費用などが入っているかどうかでも変わります。

更新費、運用費は、ホームページは作って終わりではありません。季節メニューが出ればそれを載せますし、ニュースがあれば載せます。メニューの価格改定もあります。

それが毎月定額で修正内容は上限なしなのか、あるいは1件いくらという内容なのか見る必要があります。

ドメイン費用は「~.com」などの、インターネット上の名前を登録し、それがほかの人に使われないようにするための権利料のようなもので、毎年数百〜数千円ですがかかります。

サーバーレンタル費用は、ホームページのデータを置くためのインターネットにつながったハードディスクのレンタル料で月数千円〜数万円程度です。

 

②制作会社の所期費用は、松竹梅で20万、50万、100万

ホームページの制作費の初期費用は、デザインやページ数によって異なりますが、テンプレート型で20万円〜30万円、フルデザインすると、安くても50万円〜、内容によっては100万円以上が相場です。

ただし、(1)の初期費用の内容がどこまで入っているかを見てください。もちろん値引き交渉はすべきですが、あまりに値引きすぎると、基本的には制作費=人件費+制作会社の管理費なので、その会社の中の経験の浅い人間に担当させてしまう場合もあります。そうなると出来上がりに差が出ますから、ほどほどにしておいた方がよいでしょう。

また運用に関しては、ホームページの分析レポートを出してもらうか否かで費用がかわりますので検討・相談してみるといいでしょう。

 

③できるだけ、飲食店ホームページ専門の製作会社にする

やはり「餅は餅屋」なので、専門の会社であればそれだけ知見と経験もあり、外れる危険性が少ないです。こちらが気づかない点を指摘してくれることも多いです。

 

④WordPressで作成してくれる制作会社なら尚可

WordPressというのは、ホームページ制作ソフトで、実は素人でも使えるくらいの使い勝手のいいものです。デザイン的には凝れませんが、制作会社としても負担が少ないので、制作費用を抑えることができます。

またさらにWordPressの良いところは、少し触れましたが、このソフトは検索エンジンで検索されたときに上位に表示されるように自動的にホームページを作ってくれる特徴がある点です。

先に書いたように、ホームページは人に見られなければ意味がありませんから、検索時の上位表示は必須条件です。そのための方策はいろいろとありますが、WordPressはそれが既に組み込まれているので、その点でもおすすめなのです。ブログや最新情報など、お店で更新する際もやりやすいのも特徴です。

 

(2)ホームページを作るうえでは制作会社以外にここにも注意

以上はどの製作会社に頼むか、という基準でしたが、どこに頼もうと以下の点については完成前に必ず注意しましょう。

 

①料理写真だけは料理写真専門のプロに撮ってもらう

飲食店のホームページでは、料理写真は命です。そしてその写真に必要なのは先に書いた「シズル感」です。しかし、素人が撮ってもそれは表現できませんし、たとえば風景専門のカメラマンでも無理です。

ですので、料理の写真だけは、料理写真専門のプロのカメラマンに依頼してください。カメラマンは1枚5000円クラスから、1日3時間で何枚撮っても数万円、という人もいます。これは予算と、その人のサンプル写真を見て決めましょう。

 

②ホームページはデザインよりも必要な情報のありかがすぐにわかることが重要

制作会社によっては、デザインは非常にかっこよくても、知りたい情報にすぐにいきつけないような構造のホームページを制作してきます。

ホームページはアートではなく、情報発信のツールですので、デザインのかっこよさよりは、ユーザーにとってほしい情報がどこにあるのかがすぐにわかるデザイン、ということの方が重要です。

 

③スマホ対応は必須

ホームページができあがってくると、ベータ版といって試作の段階での納品があります。それをパソコンの画面で確認するだけではなく、必ずスマホの画面でも確認してください。

むしろ今は飲食店情報をとる時に使うのは7割がスマホからですから、こちらの方が重要です。またスマホもiPhoneとAndroidの両方の機器で見やすいか、字が小さくないか、形が崩れていないかを確認してください。

たとえば先に挙げたWordPressは、パソコンで作っても、自動でスマホ用に画面を変換させた画面も作りますが、制作会社によってはそれは別料金で、スマホなのにパソコン画面を単に縮小しただけの場合があります。

これでは見にくくて意味がありませんから、見積もりの段階で、スマホ対応しているのかどうかも確認しましょう。

 

④動画を組み込む

ホームページ内に動画が組み込まれているかどうかで、GoogleやYahooの検索評価が高くなるといわれています。特に、飲食店ホームページで動画を入れることで、お店魅力がしっかりと伝わるのでおすすめです。

この飲食店動画は、お料理やお客様、そしてスタッフや店内外の魅力やウリを伝える必要があるので、やはり飲食店専門に動画撮影している会社を選ぶべきでしょう。

 

⑤ホームページの分析ができるようにしておく

ホームページは作ることが目的ではなく、作った後にそれがどのように検索され、表示され、そこから実際に予約や来店に結び付いているのかということを定期的に確認し、不具合があれば直していく、ということの方が重要です。

ですので、1日、1週間、1月で何人のユーザーが来て、何人が内容を読んでくれて、何人がクーポンを印刷したのか、ということが分かるようにしておくことが必要です。

そのためのサービスとして、Googleが提供している「Google Analystics」というサイトがあります。これを使って制作会社に毎月レポートしてもらってもいいですが、素人でも使えるサイトですから、費用がもったいなければ自分でこれを使って分析することも十分可能です。

必要なのは、制作会社に「Google Analysticsで流入と、離脱と、成約が分析できるように、タグを埋め込んでおいてください」と伝えておくことです。このままの言葉で伝えれば大丈夫です。

 

4、ホームページへの流入を促す

さてここまででホームページはできましたが、大切なのはここからです。ホームページが検索で上位に表示されて、それがユーザーの目に留まらなければ、集客にはつながりません。そのためには以下のことが必要です。

 

(1)検索で上位に表示されるようにする

この内容は制作会社と打ち合わせる場合に押さえておくべき点でもありますが、とにかく設定した「検索キーワード」を入れた時に、できれば1ページ目、最低でも3ページ目までには表示されなければ、ほとんど集客には結びつきません。

ですので、ホームページの内容や構造を、検索で上位に表示されるように作る必要があります。それを「検索エンジン対策」といい、一般には「SEO」とも呼ばれます。

このSEO対策、つまり検索で上位に入る対策としては、ホームページが以下のようになっている必要があります。

・1ページに載っている情報量が多い(1ページ500文字以上)

・全体のページ数、文字数が多い(最低20ページ、総文字数で1万字以上)

・ユーザーにとって役に立つ情報が多い(食材の一般情報など)

・正しい文法(日本語文法ではなく、プログラム上の文法)で書かれている

・この記事のように、大項目→中項目→小項目などの構造的になっている

・ただし構造は3段階まで。あまり縦長のものはNG。

制作会社によっては「うちは独自のSEO対策を行っています」と称して、その分制作料金が高い理由にしてくるところもありますが、それは100%ウソですので、候補から外しましょう。

以前は、プログラムの書き方に裏技があったり、関係ないホームページでもとにかくリンクをたくさん貼ったりすれば上位に表示されたころもありました。

しかしGoogleの基本方針は、ユーザーにとって役に立つホームページを上位に表示させる、というごく真っ当なもので、そのために莫大な人員を投入して検索エンジンのプログラムを絶え間なく改修していますから、「裏技」はすでに通用しなくなっています。

ですので、上位表示のためには、上で挙げたような「ホームページとしてきちんとしたもの」にすることが1番早道なのです。したがってこの点を理解し、きちんと説明してくる制作会社を選び、この方向で制作しましょう。

 

(2)リスティング広告を導入する

とは言え、どんなにきちんとしたホームページを作っても、すぐに上位には表示されません。良いホームページの基準のひとつに、「制作されてからある程度時間がたっていること」があるからです。

ですので、制作した後もしばらくは我慢が必要ですし、またほかの飲食店も同じようにホームページを作っていますので、その競争の中で上位に表示されるのはなかなか難しいです。

たとえば、制作後3ヶ月ほど経っても上位に表示されない場合、あるいは制作してすぐに集客につなげたい場合は、広告を打ちましょう。

と言っても、よくあるようなパソコンの画面上にボタンや画像の出る「バナー広告」ではなく「リスティング広告」です。

インターネットで何かを検索したときに、検索した結果が表示される部分と並んで、その検索ワードが入っていないのに表示されるタイトルを見たことははないでしょうか。

あれがリスティング広告と言って、ある検索ワードを「買って」おくと、その言葉が検索されたときに、自動で表示されるものです。

ユーザーは、自分の検索したいものと近い情報であれば、クリックして中を見てくれるというわけです。ですので、自店舗の検索ワードを買っておけば、通常の検索では上位に表示されなくても、広告として目立つところに表示されるので、同じ効果が得られます。

さらにこの広告の良いところは、検索ワードの値段は「入札」であること、成功報酬制であること、1か月の上限予算が決められること、という3点です。

たとえば「大阪 バル」のように、たくさんの飲食店が買いそうなワードは単価が高くなり、「京橋 居酒屋 個室」などのように、競争相手が少なそうなワードは安くなるということです。

さらに、画面への表示だけでは広告代は発生せず、ユーザーがそれをクリックして初めて発生します。また、1ヶ月1万円まで、などと予算を決めておけばその予算があるうちは表示され、なくなったらその月は表示されなくなるので、予算管理が非常にしやすいのです。

大きな広告予算は取れない、でも何らかの形で集客を増やしたい、ということであれば非常に費用対効果のよい広告手法だと言えるでしょう。

これも自分で設定し広告を買うこともできますが、少し手間がかかるので、これはこれで専門の広告代理店がありますから、興味があったら相談してみてください。

 

5、飲食店ホームページ事例(動画付きホームページ)

(1)ベルグの4月様/スウィーツショップ

→トップページのメインで、ケーキやお菓子を製造する工程を動画で伝えていて、ヨダレがでるほどに本物の美味しさが伝わってきます。

 

(2)ダイワエクシード様/多業種レストラン

→トップページで、展開している全業態のダイジェスト動画が配信されており、業態ページではその専門性が伝わるムービー、採用ページでは先輩社員のインタビュー動画が設置されています。会社の風土やお店の雰囲気がリアルにつたわってくるので、集客にも採用にも効果的なサイトです。

 

(3)ワールド・ワン様/郷土料理居酒屋

→毎日更新される新聞のようなトップページデザイン。情報やニュースが豊富で飽きさせない。主要なソーシャルメディアも運用されています。お店紹介ページや採用ページでは、動画が効果的に設置されていることで、オリジナリティある業態のことや社風が200%伝わってくるサイト構成です。

 

6、まとめ

いかがですか。

すでにホームページがあるけれど集客につながらない、これからホームページを作ろうと思うけれどどこから手を付けたらよいのかわからない、という飲食店の経営者の方のための基本的な押さえどころをご紹介しました。

ホームページは制作費、運営費、撮影費など多少の費用はかかりますが、しかし同じ費用を折込チラシなどに使うよりは数段費用対効果のよい販促ツールです。

ですので、ぜひ効果があるように作り、あるいは修正して、しっかりと集客につなげ、繁盛店を目指しましょう。

 

ー勝田耕司

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です